ご冥福をお祈り致します
今朝ネットニュースで阿藤快さんの昨日の訃報を知り、本当に驚きました。
このブログでも弁護士の会で阿藤さん演じる田辺弁護士のことを書かせて頂き「でも実は一番心に残ったのは 阿藤さんの最後の捨て台詞、
「わたしゃね、金にもならない(佃製作所の顧問弁護士を)(佃の)父とのよしみで仕方なくやってきたんだよ。
他に(弁護を)引き受けてくれる所なんて どこにもないからね。
そのつもりでいなさいよ。後で泣きついてきても
もう遅いかんね!!」
・・・この捨て台詞が一番心に残った、と書かせて頂いてました。
阿藤さんは演技派で、どこかコケティッシュな雰囲気がいい役者さんだな~と思っていたので、この役の最後の台詞は お人柄と合っていて、ドラマにいい味を付け足してくれているなあと思っていたものですが、その演技が阿藤さんの最後のお姿になるなんて・・・。
正直、今まで阿藤さんについてはそれ以外はほとんど存じ上げない。(教師びんびん物語は見ていたけど)のに、最後の演技についてこうやってブログを書かせて頂いたのも何かの縁だな~としみじみ・・・。
人生で出会う人は限られていて、ほんのちょっとの触れ合いしかない人もいるけど、その中の一人に阿藤さんがいて下さったことは 不思議なご縁を感じます。
ロケットが飛ぶシーンを見た時、成功することは原作で知っていたので 飛ぶこと自体に感動はなかったけど、ロケットを見つめる役者さんたちの顔をみて、これまでの紆余曲折を思い出し、色々あったな~、バルブの研究経費を捻出することに反対されたり色々あったけどそれを乗り越えてここまできたんだな~という感慨深さはありました。
そういう感慨深さが役者さんみんなの顔に出ていたし、下町ロケット日誌をみてきて 徹夜で皆さんが頑張る様子を写真で拝見していたので そういう観点から ちょっと涙、というのはありました。
ストーリーの内容については追って書かせて頂きますね。
まずは阿藤快さん、最後の演技で楽しませて頂き、本当にありがとうございました。
ご冥福を遠くから、お祈りさせて頂きます。