医学の進歩その2

 

昨日は終日バタバタしており、おまけに連日夜更かしで電気を無駄に消費していたので早寝、今朝は吉川晃司さんのように早起き、4時半に起きました。が、まだ眠いねえ~・・・(´・ω・`)

 

さて、昨日のイケメン日誌は 立花役の 竹内涼真さんより↓

 

先日『下町ロケット』7話の撮影にて、埼玉にある病院の手術室をお借りして撮影しました。

その時に先生から、『私たちも今、新しい人工弁のパッチを開発中で、下町ロケットのガウディ編を観ていると今の私達を見ているようだと。だから私達も負けずに頑張らないと』。

その言葉を聞いて、震えました。
あまりクローズアップされないところで、人の命のために命を懸けて戦っている方が身近に居るんだなと実感しました。

そういう人々の頑張りや、命を懸けて戦ってる人をもっと知って貰うために今回の『下町ロケット』はあるんだなと僕は思いました。

ガウディ編は残り8、9、10話とありますが、全力でぶつかっていきたいと思います!!

宜しくお願いします!!!

 

・・・ガウディ計画で扱う人工弁。実際、人類最初の心臓移植手術を受けた患者さんは18日後に死亡したそうですが、医学の進歩は素晴らしいですね。ドラマでも一村先生は無事少年の手術を成功させています。

さて、昨日ブログに書いたイタリアの医師カナべーロさん。人類初の頭部移植手術に際し、このように述べています。

 

問われてもいい唯一の倫理的な問題は、患者(A氏の脳とB氏の身体を併せて、新しく生まれ変わったCさんになるということ)が 子供をもうけた時、それは誰の子供になるのか、というものだ。

だが、想像してほしい。君の子供がいつか自動車事故に巻き込まれ、病院で脳死を宣告される。もはや手の施しようがない。しかしこう考えてくれ。当直医師の私が君にこう告げる。

「お子さんの脳を救う手立てはありませんが、体を譲っていただけるなら、いつか新たな頭と繋がったその体が子をもうけるでしょう。その子はあなたの子孫にあたります。

命は続いていくんです!」

 

これはカナべーロにとって重要なテーマだ。彼がそのことを考え始めたのは、我が子が誕生した時のことだった。

「二人の子供をこの世界に迎え入れた時、私は子供たちをより長く生かすために全力を尽くすと誓ったんんだ」

彼の施術が成功したら、いずれはそれが商業的に行われるようになる可能性もあるだろう。最終的には人の寿命を延ばすことにも繋がると彼は考えている。

 

・・・一村医師やガウディチームは真剣に命と向き合っていますし、カナべーロ医師も真剣です。皆、子供の命を救うため、必死。大人は未来の子供たちの人生について、真剣に考えるのは当然です。

しかしカナべーロ氏の挑戦は確かに「子の親は誰か」という倫理的な問題はありますね。

「クローン人間」とか、他にも、「日本ではまだ承認されていなくてアメリカで行われている夫婦以外の卵子を使って、別の女性が代理母を務めて生まれてきた子の親は誰か」という問題のように、「医学の進歩は倫理的な問題を孕みます」よね。

 

この「倫理的な問題」について、私は基本的に 地球や宇宙や人間といった生命体を創り出したものは、人間の手の力が到底及ばない、神の領域というか、全知全能のものなのだから その領域に人間が踏み込む時は 本当に慎重にならないといけないと思うんですよ。医学も科学も自然も同じく・・・。

キュリー夫人の発明した「放射能然り」。人間の手の力の及ばないものを扱う時は、慎重にならないと返ってしっぺ返しを食らう。これはもう、現実に何度も手痛いしっぺ返しを食らっている(原爆、チェルノブイリ事故、等々)のでここで書くまでもないことですけど、 私は

「人間は全知全能の神じゃない!!」っと叫びたい。自然や科学や医学や全てに対し、「もっと畏怖の念を持ちたい!」と思う。

人間の知的好奇心がこれまで様々な人類の疑問を解決し、色々な分野で成長を遂げてきたけど、それゆえ人間は傲慢になりがちで、全てを制御出来ると考えがちで、何でも意のままに出来ると思っている。

だけど人間は神じゃない!!

っと朝から叫んでみました。眠いのに叫んでみました。

私は人間には傲慢な態度を取りますけど、自然や科学や医学に対しては とっても謙虚なのです!!

さ、もう一つブログ書こ~・・・。

続く