真摯に向き合っています

吉川晃司さんは舞台SEMPOで杉原千畝さんを演じることになった際、杉原さんがかつて吉川アニキと交友のあった故・川村カオリさんのお父様の以前の職場の上司、ということで 何か縁を感じ、仕事を引き受けたそうです。

 

こんなふうに交流があった吉川アニキと川村カオリさん。彼女の最後のライブを手助けする際、こう言っています。

 

まず自分のマネージャーである田所くんにこう言った。

「今、これは25周年のタイミングだけど、お前はこれからカオリのチーフをやれ」

「何を言ってるんですか、この大切な時期に」

彼は最初、すごく怒っていたが、これは彼にとってもいい機会なんじゃないかと思った。吉川晃司のマネージメントだけをやっているよりも、違う人間との仕事をやっていくと、人脈も広がるし、他の人間の宣伝をすることで、吉川晃司を客観的に見る視点も持てるようになる。遠回りなようでいても彼にとって勉強になるはずだと考えた。

 

・・・吉川アニキの言うことは経営者も考えるようで、ある経営者は

「日本は外部から経営陣を招き入れることをしない。内輪に批判精神を持ち込む人を入れない。だから会議はイエスマンばかりだ。

海外では外部から招き入れることは普通で、会議でも平気でNOを言う。おかげで私は間違った経営方針を取らずに済んだ・・・。」

 

すいません、この記事をどこで読んだか忘れてしまって今、引用出来ませんが、こういう内容を話していました。 こういう記事を見ると「吉川晃司さん、経営者としての視点を持っていてさすがね!」と私は思うんである。

 

仕事のプロである吉川アニキは「外部からの視線」を忘れない。それによって一番利益を得るのは「ファン」である「お客様」。そして私にとっての「お客様」はこのブログを読んでくださる「読者の皆様」なので、私は自分の仕事(?)に真摯であるため、外部からの視線を忘れずにいたいと思うのです。

 

下町ロケット」の佃製作所に対しても、そう思うんです。

私は皆様と同じく、佃製作所の味方視線でドラマを見ているので、サヤマ製作所や日本クラインといった「悪」からどう佃製作所を守るか、を考えた時「あ~あ。外部からの視線があったらよかったのにね」と思う。

 

こんな記事を読みました。

中国で仕事をする際、「私は政治家や大企業に人脈があるので、お任せ下さい」といって近寄ってくる人たちがいる。まず手数料に100万払う。その後ドロンとなる。

こういう事件が後を絶たないので「知人や人脈があるのでお任せ下さい」という話にはご用心を。

とは中国で活躍する弁護士の談です。(またどの記事だったか、ここですぐ出せず申し訳ありません。私も暇ではないのでもう、記事を探していられない)

 

サヤマ製作所の椎名の手口はまさにこれ。

ドロンとはしないけど、人脈を使って佃から仕事を奪う。

なので、私はこういう時、上のような助言を何かとくれるような弁護士が佃の味方にいて、そういう外部の視線があったなら 今回も 日本クラインから試作品だけ頼まれてドロンされることもなかったのにな、日本クラインと繋がるサヤマの手口を知ったりしてもっときちんと対応できたのにな、と思ったりして。

 

また、池上彰さんはこう仰っていました。

「よく情報通ですね、と言われますが私の知る情報は巷にあるものです。

スパイだって、普通にそこにある情報をとっているのです。」

これには驚きましたが、スパイと言われる人の情報も、私たちと同じように普通に手に入る情報なんですね。

 

さて仕事のプロであるメディアさん。もちろん彼らも仕事のプロですからあらゆる情報をあらゆる所からお持ちだと思います。

 倫理観を持って、その道のプロとしての情報発信をされていると思います。

 

これからも頼りにしたいですね。