下町ロケット⑬第3話「子供の習い事」
子供の習い事は、世のお母さん方の関心事の大きな一つでしょう。
私もよく「子供にこれを習わせようと思うんだけど、どう思う?」と友人に聞かれます。
そんな時、私は以前本で読んだ話を友達にします。それは
「神経系(走る・飛ぶとか)の運動の発達は小学生の頃まで。中学生は筋力や持久力の強化に適している」と。
つまり、様々な運動の効果はそれに適した年代から始めるのがよい、というもの。
小学生にいくらマラソンをさせた所で、吉川晃司さんのような「人並み外れた肺活量」は出来上がらないけど中学生なら適している、と。
すると、友達は
「じゃあ、バレエはどうかな?」っと聞きます。
「そうね~、バレエやゴルフやピアノは骨がしっかり形成される7歳以降がいい、って本に書いてあったよ」というと、友達は納得。
事実、3歳から本格的にバレエを習った別の友達は、何と!くるぶしの骨が2つあるのです。それはちょっと奇妙な足になっていて、本人も私のさっきの話をしてあげると「だから私のくるぶしはこんな風になったんだ・・・」と納得しています。
吉川アニキはそう言えば、娘さんに舞踊を習わせていて「将来は女優かな?」ってにんまりしていたとか?ああ見えて、意外にも家庭的なお父さんなんだと想像します。(女性ファンの皆さんは、もう、ある意味そういう「素敵なお父さん」の吉川アニキも受け入れているんだと思う。ジェラシーを感じつつも・・・。財前部長の指輪を複雑な想いで見ているママもいる一方で、「そういう家庭的な部長もいい!」と思っているママもいるはず・・・)
ところで「舞踊」は何歳からOKなのか?答えは分かりません。(ガクっ)
ただ習い事を始めるには適した年齢がある、というお話でした。
さて、「習い事」の1つであるスキー。吉川アニキはどうやら昨年からスキーを再開したような。マイトリ(mind trip=携帯ブログサイト)に書いてありました。その腕前はスキー講師資格一歩手前だったかしら?本人、「思っていた動きと実際の滑りが、映像で見るとまるで違う!」と謙遜していたけれど、あんなかっこいい人がスキー場で颯爽と滑っていたら、老若何女、目が点になって注目してしまうでしょうね。(笑)
北海道のニセコにカナダなどから移住してくる人が増えたことは数年前からよく聞くようになりましたけど、北海道新聞によると「欧州のスキーヤーが北海道に熱い視線を送るようになったのは3年ほど前から」なのだそう。更に冬季北京五輪を誘致した中国でもスキーヤーが今後かなり増える予想で、北海道のスキー場は中国人にも熱い視線を注がれているそうです。(同じく道新より)有名なリゾート施設「星のリゾートトマム」が中国企業に買収されるニュースが昨日報じられて、「おおっ!これぞ下町ロケット!」と思いました。
ようやく話が下町ロケットに繋がってきた?(笑)
第3話で佃製作所は帝国重工に提案された「特許使用契約」か、はたまた佃航平の夢である「部品供給」かの選択を迫られ、社員たちの間では揺れに揺れ動きます。
「金の心配をせず、安心して仕事がしたいって贅沢な悩みかよ」「明日どうなるか分からない状況はもう沢山なんです!」「俺たちにも家族がいて食っていかなきゃならないんです」
こういう若手社員の「夢より現実を見て、安心した生活を送りたい。会社は社長の夢を叶える私物じゃない」と思う気持ちは、多くの普通のサラリーマンが抱える普通の気持ち。
さてさて、「トマムリゾート」さんたちは今回の中国企業による買収を歓迎しているご様子。もちろんドラマとは違ってその内実は佃製作所のようなきゅうきゅうとした意味からではないのでしょうけど、こういうリアル社会の出来事をドラマとリンクして色々と想像するのも面白いな、と思いました。
他に、昨日は「農業生産法人(大規模に農業をやっている農家さん)に企業が50%以上出資出来る規制緩和がなされた」というニュースを新聞で知りました。ん?これはどこかで聞いたことがある話!そう言えば「ナカシマ工業から株式の50%を譲渡・・・」と言って佃製作所はナカシマ工業の傘下に入るか否かを、2話で迫られたのでした。
お金を出せば口を出す!
ということで、出資金を多く出してもらえばもらうほど、その農家はお金を出してくれている企業のいうことを聞かねばなりません。企業が農業経営にノウハウを入れることは良い面もあるのかも知れませんが、一方で農家からは「企業は利益が上がらなくなるとすぐ撤退し、残された農地が広大な耕作放棄地になる」と今回の規制緩和を心配しているそうです。
「ナカシマなんぞに会社を奪われてたまるかぁ~」
農家さんの場合、この佃社長の気持ちの方が合っていると言えそうですね。
以上、本日のまとめとして
子供の「習い事」は切実な悩み事で興味は持てれど、「企業買収」や「株式譲渡」など難しそうな用語には
。。。と思う忙しい世のママに対して、「下町ロケット」というドラマは
と新しい世界の扉を開いているに違いありません。
ええ、そうに 違いありません。
ということでした。
最後に・・・。
道内では、震災後、東北から避難されて来た方々に対し 毎年「子供のスキー用具をお譲りください」や「無料でお譲りします」という 情報が流れます。道内の小中学校ではスキーは授業の必須だからです。
そういう現実があることも 忘れずにいたいものですね。
ではまた